一年前、久々に会った友人からオンラインで朝ヨガをしていると聞いて、はじめた寝起きにそのままパジャマヨガ。続いてます。
オンライン朝ヨガに必要なのは、パソコンかスマホ、寝転がって両手両足を伸ばせるスペースのみ。家なので、ヨガウェアは一着も買っていません。パジャマで良いのは意外と大きなメリットでした。
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パジャマヨガは予想以上のメリット。長期的なコスパが良い。
オンライン朝ヨガに必要なのは、パソコンかスマホ、寝転がって両手両足を伸ばせるスペースのみ。スマホならスマホスタンドが必要です。
ヨガマット・ヨガウェア・ヨガグッズは一切購入していません。
おしゃれなヨガグッズやウェアを見るとついつい欲しくなってしまいます。人に見られると思うと余計に。
外出先でつい見惚れてしまうことはありますが、寝起きにそのまま始めるのでおしゃれさは要りません。
自分のレッスンの料金は、実際にレッスンを受けた回数で決まる「都度払い」
月末に次の月の回数を決めて、予定をキャンセルした場合は別の日に調整できるし、先生との調整次第です。毎朝レッスンを受けたい人には、一回のレッスンごとに支払うスタイルは割高になってしまうのでお勧めできません。
自宅が落ち着いてレッスンできない環境なら、近くのスクールに通う方が心も体もリセットできるかもしれません。
定額を払い続けるのではなく、実際にレッスンと受けた回数分支払うというのは、現実的で満足感があります。個人的には、一回のレッスンの価値を実感できるから好きで、真剣にその日、一回のレッスンを楽しもうと思えます。
月額分の元が取れるか?続けられるか?などと考える必要もないので気が楽です。
リアルタイムライブ配信ヨガ?動画再生タイプのヨガ?いいえ。個人レッスンです。
最近は、ライブレッスン以外にも動画でヨガレッスンを好きなタイミングで視聴できるタイプも増えました。YouTubeの動画にもコンテンツが増えています。
ある程度ヨガの基本が身に付いている人は、動画でも十分かもしれないし、毎朝・毎晩ヨガの時間を自分で確保できる人には、料金的にもお得。好きなタイミングでレッスン動画を視聴して、コーチからのアドバイスも特に求めていないなら十分だと思います。
初心者の自分は、見様見真似ではじめるよりも動きを覚えるまではアドバイスやコツを指導してくれる人がいた方が良いとも思ったので、個人レッスンを受けています。
プライベートレッスンかグループレッスンかは、好みの方を選べば良いのですが、音はミュートのまま複数名が参加します。ヨガ仲間を見つけたい人は、できればオンラインよりも海や公園で開催されている体験ヨガに参加するのが良いと思います。
グループレッスンだと、慣れている人やハードな負荷に挑戦する人もいてペースも人それぞれ。一緒にレッスンを受けるとお手本や目標にもなるのですが、身体の可動域も呼吸のタイミングも人それぞれ異なるので、時々参加すると刺激的です。
自分は他の人が気になってしまい集中できません。無理して周囲の人と同じ様に、同じ速さで動こうとしてしまったり、かえって身体にダメージになってしまう事があります。心配な方は個人レッスンがおすすめです。
今回は、一通りの動作に慣れるまではプライベートレッスンを受けると決めて一年経ちました。
自分は腰を痛めやすいので、リハビリも兼ねてスロースタート。マイペースに続けられることが一番の目標としてきましたが、少しずつ本格的なストレッチにも挑戦中です。
一人でここまで考えてヨガをはじめたわけではなく、やはり友人の話を聞いて「寝起きにパジャマで始められるヨガ」なら試してみたいと思えたのが、一番のきっかけでした。きっかけって大切だなと想います。
今では、プライベートレッスンでコーチと時々友人も一緒に、和気あいあいとレッスンを受けています。友人同士なので、寝ぐせもパジャマも気にしません。この気張らない感じのヨガが最高です。
ヨガの呼吸法でインナーマッスルが鍛えられた
はじめはヨガのポーズを習得するよりも、深ーい深呼吸に意識を集中するのが難しかったです。
自分のヨガレッスンの内容はストレッチがメインなので、身体の緊張をほぐしたり、腰に負担のかからない程度に負荷のある動きを1時間ほど行います。
体の柔らかい人は軽々とできるような「前に足を延ばして座り、手で足指を触る」姿勢でさえ、体の堅い人には脛のあたりでギブアップ。それでもいいのです。はじめはできなくても、続けていたらいつの間にか足の指まで触れられる様になっていました。
一番難しいのは続けることなのだから。楽しむことが大切。
途中、仰向けに寝転がってただ自分の呼吸にのみ意識を集中させる時間があります。
深ーく息を吸って長ーくはく。
頭を空っぽにして、身体の力を抜いてただ呼吸のことだけに集中する。はじめは、深く息を吸うこともできなくて、とても浅い呼吸でした。息をしっかりと吸い込めていないので、はく息も短く浅い。
日々の仕事や生活で時間に追われて過ごしているせいか、深呼吸をすることすら忘れていたことに気付きます。
今までしていたのは、深呼吸ではなくむしろため息だったように思えてきます。深く吸って長くはくが、自然とできる様になるまではぎこちなくて苦しいのですが、不思議なことに、続けていると昨日より少し多く、徐々にこれまでにないほどに気持ちよく空気を吸い込めているのです。
深く、長く息を吐き切ることができるようになると、お腹にうっすらと腹筋ができてきます。「もうこれ以上息をはけない…苦しい…」となるくらいまで深く息をはくと、インナーマッスルが鍛えられます。
うっすらと縦に割れた腹筋をながめて、何事も続けるといいことあるんだなと。嬉しくなります。
今でもヨガはストレスのバロメーターとして機能しています。
ヨガはストレスや疲れのバロメーターとしてとても役立っています。面白いことに、仕事の不安や悩み事で頭が混乱した状態のままヨガレッスンに入ると、笑ってしまうほどに姿勢が安定しません。つま先立ちや片足立ちもキープできません。
意識が体に向いていないと、体を動かすにも思い通りにできないのです。集中できていない様子は先生にも伝わるようで、自分の体に集中するように外側に向かっていた意識を内側に受向けるような細かな指導をしてくれます。
ヨガレッスンが終わる頃には身も心も落ち着きを取り戻して、気持ちがリセットされるのです。
なぜあんなにも時間に追われて焦っていたのか?と自分を俯瞰できます。疲れていたんだな。とその時になって気付くのです。そんな日は思い切り自分を甘やかして、ゆっくりとできる完全にオフの日を確保します。予定は入れず、何も決めずに十分な睡眠とその日やりたいことをして過ごします。読書や散歩、映画や買い物、食事に没頭してストレスを発散するのも楽しいです。
毎日が同じことの繰り返しなのに、あっという間に一年が経ってしまいました。ほとんどの時間をスマホやPC・テレビや仕事・家事や色々な事に頭を使っていて、身体の内面や指先や筋肉・呼吸に意識を集中することなんて全くありませんでした。身体のパーツに意識を向けると、今まで気付かなかった体と心の変化に向き合えるようになりました。