寝起きにパジャマヨガ。続けたいからスタートは緩く

ストレス解消法でヨガを始めた感想について記述しています。最初はヨガに対する抵抗感がありましたが、オンラインのヨガレッスンを通じて、自宅でマイペースに続けていて心と体をリフレッシュする効果を実感。ストレス解消だけでなく、自分自身と向き合う時間となり、自分の体についての無関心さを自覚するきっかけとなりました。

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人それぞれなストレス解消法。

家から出たくない派のヨガ。一日中パジャマの日でもオンラインヨガなら気楽に楽しむことができます。

仕事終わりの一杯に至福を感じる人もいる。

連休を使い旅行をして、仕事を忘れ解放される人もいる。

出勤前、帰宅前にスポーツをして身体をリフレッシュさせる人もいる。

ストレス解消法は人それぞれだ。

そんなに予定を詰め込んで大丈夫なの?運動や旅行のために睡眠時間を削って、体はもつの?

とにかく睡眠時間を確保したいと思ってしまうタイプの自分は、なかなかしっくりくるストレス解消法が見つけられずにいた。最近は、日々のストレスの元を減らす様に心がけている。

「敏感すぎる私の活かし方」と「繊細さんの本」を読んで、HSPについて知ったのがきっかけだ。HSPの得意・不得意を知ったおかげで、自分への理解が深まった。

とはいえ、敏感(繊細)度合いは、低い方だと思う。だからこそ、生きづらさを減らして快適な人生を歩めるようにまだまだ試行錯誤できるはずだと確信している。

あとは行動するのみ。

HSPの本を読んで(おそらくHSPの人に限らず)ストレスと感じてしまう事が多すぎると分かり、ストレスの元を減らす工夫を生活の所々で実践中だが、微々たる努力でも、続けてみると期待以上に効果があることを実感。

少しずつだが確実に、ストレスの元は減ってきた。それでも、じわりじわりと溜まりつつあるストレスをどう発散するかについて、自分なりのストレス解消方法を模索してみた。

ハードル高めなヨガに挑戦。パジャマヨガで気張らずにストレスフリー

ストレッチや瞑想、インナーマッスルも鍛えられて身も心もリフレッシュできるヨガ。

ダイエット目的で始める人も多い。鍛えることが目的のピラティスに比べると初心者も始めやすい。

手軽に駅前スクールがあったり、岩盤浴でのヨガや海や公園で自然を感じながら行うヨガも人気だ。

色々なスタイルで体験できる様になり、身近な存在になってきた。

一方で、自分はヨガに抵抗があって、なんとなく気取った感じや意識高いイメージがあり避けていた。

まず、ジムやスクールに通うのが苦手で続かない。気が向いた時いつでも1人で始められる様なスタイルだと長続きするのだが、通うとなると急に時間の確保が難しい。

複数名のグループなら尚更、周りが気になって集中できる気がしない。疲れていれば一人になりたくて「今日は行きたくないな」と思ってしまう。

せっかく通うなら、おしゃれなヨガウェアやマットを揃えたりしたくなる。

要するに、ヨガでストレスを解消できるかどうかより、始めるための準備・通う・参加する・続けられるか不安と思うことがプレッシャーとなって踏み出せなかった。

もっと気軽に、今の生活に組み込めて、無理なくルーティンにできるなら挑戦したいと思っていたのです。

朝ヨガ習慣。ストレスのバロメーターとして継続中。

寝転がって呼吸に集中する。これも立派なヨガなのだそうだ。

自宅でオンラインだからこそ、ヨガに集中できるし落ち着く。

仰向けに寝て、自分の吸う息もはく息のことだけに集中できる様になると、頭の中がリセットされる感覚がある。寝てしまいそうだが、意外と眠ってしまうことはない。

仕事、家庭、常にたくさんの考えや感情、心配事や人間関係について起きている間中、頭の中を埋め尽くしている。もしかすると、寝ている間も夢をみながら頭の中では常に何かを考えている。

ヨガの最中、呼吸に集中すると普段頭を駆け巡る色々な問題を忘れることができる。外に向かっていた意識が、自分の内に向くという感覚だ。

気怠さが抜けきれずに目覚めた朝も、ヨガで程よく体を動かしリラックスしたあとは、散歩にでも出ようかという気分になる。レッスンの後は、重い荷物を下ろした後の様に足元も肩も軽い。あぁ、ストレスが溜まっていたんだな。と自分の心と体の疲労に気付く。

そんな日は、思いっきり自分を甘やかしてひとりの時間を満喫する。本を読んだり、景色を眺める。美味しい物を食べて、湯船つかって、肌をケアする、気持ちよく起きれるまで眠る。誰にもせかされず、時間にも追われないまま眠れる夜は、意識して作らないと取れないほどに貴重な時間だ。

ストレスが溜まっていることにも気付かずに限界を迎えてパンクしていた生活から、ヨガのタイミングで自分のストレスが今どのくらいかを感じるきっかけができた。

もちろん続けていれば体調的にも改善していくと思うが、慌ただしく暮らしていると疲れにもからの悲鳴にも鈍感になりがちで、少し体調が悪いと直ぐに薬に頼ってしまう。

自分自身に鈍感になりがちな暮らしの中で、自分のストレスバロメーターができたことがヨガのストレス解消効果よりも、はるかに大きなメリットだった。

初めてみないと分からない気付きがあったことが嬉しい。

ストレス解消法は人それぞれ。重要なのは「ストレスのバロメーター」を持つこと

ずっと不調やストレス状態が続くと、今どれほどのストレスや疲労が自分に溜まっているか気づきにくい。

一度リセットされ、心と体が快適な状態になったときにはじめて、ついさっきまでどれほど無理が続いていたか気付く。HSPについてどんなに共感しても、敏感で繊細なのは外からの刺激に対してで、自分自身のことには鈍感なのだ。

朝ヨガ習慣ができたおかげで、定期的に心と体がリフレッシュされるようになった。

毎日熱心に続けている訳でもなく、レッスンは週に1回の時もあれば3回の時もある。コーチとの予定が合わずに2週間空くこともある。続けて半年ほどの朝ヨガは、心と体のストレスのバロメーターとなった。

自分の場合は「気を張らずにできる」ことが朝ヨガが続く一番の理由だと思う。そしてこれまで、自分の体についてどれほどに無関心であったかを自覚できた。ヨガマスターを目指している訳ではないので、無理なく楽しく「続けたい」と思えることが一番大切だと考える。

レッスン以外の時でも、慣れてきた深呼吸や覚えたストレッチはひとりでも自然と覚えたてのヨガポーズをとりたくなる。

自分のストレスレベルを理解するバロメーターとなった経緯について紹介しました。

どんなことも、始めてみる少しの勇気ときっかけが大切だな。と実感した初めてのヨガでした。